POCKET BL

- 無料で読めるオリジナルBL小説 -

彼は俺の愛するセックスの上手な血の通わない凍ったゴースト
ID 3643
  • 短編
  • 恋愛・純愛
一人称視点 登場あり(登場のみ)
由季 15ページ 完結

6

3

PV895

更新日 2017-12-03 12:32

糖度

大人向け度

概要

目に見えない凍ったエロいゴーストを愛してしまった生吹が遂に現実化した彼に出会う。

タグ

エロい 霊感 絶倫 嵐が丘 ゴースト 短編 ファンタジー エゴイスト ファッションデザイナー ヤリトモ

作品説明

冷たく凍りついたゴーストが毎晩のように生吹(いぶき)のベッドに現れる。エロくてヤりたいだけのゴースト。目には見えない。何セットかの手と、いくつかの口と、ひとつの性器が、別々に生吹を責め立てるが、それはたったひとつの心を持っている。
生吹はメンズのファッションデザイナー。ヨーロッパ出張の時ロンドンに住む姉からもらった、『嵐が丘』という小説。その中に出て来るゴーストに興味を持ったのが全ての始まりだった。映画化された『嵐が丘』のゴーストを観て、生吹はその青白い血の通っていない手に魅せられる。
まず凍った手が生吹の身体に触り始めた。目には見えないが、その度にシャネルの香水『エゴイスト』の香りがする。その後生吹はそれが手だけじゃなくて、他の身体のパーツがあると気付いて驚く。
エロいゴーストは、絶倫で素晴らしいセックスのテクニックの持ち主である。その冷たさが生吹にとってたまらない刺激となっていく。
生吹のヤリトモである精神科の看護師は、それは単なる妄想だから病院に行くように勧める。妄想でもいい、精神科の薬を飲んでゴーストが消えてしまう方が悲しい。
春になって暖かくなるにしたがって、ゴーストの勢いが衰えて来る。しかし生吹はどうしていいか分からない。
生吹のアシスタントデザイナーが辞め、彼は忙しくなる。とうとう凍ったゴーストはどこかへ行ってしまったと思われた。その悲しみと仕事の忙しさで、生吹は情緒不安定に陥る。
そこへロンドンから彼の姉が遊びに来る。姉はある種の霊感の持ち主で、凍ったゴーストはやはりロンドンから生吹について来たということが判明する。姉はゴーストはまだ彼のうちにいて、すぐ出て行くが、またすぐ会える、と弟に伝える。喜びで一気に情緒不安定から抜け出す生吹。
人事課からようやく新しいアシスタントデザイナーが決まったという連絡を受ける。次の日、生吹はその青年に出会う。端正な顔立ちと、体格のいい身体、品のいい身のこなし。彼は青白い手を伸ばして生吹に握手する。血の通ってない、凍ったように冷たい手と、香るシャネルの『エゴイスト』。



この作品は、fujossyのコンテストへの応募作品です。

作品公開日 2017-12-03

ランキング

総合
194位 (過去最高 94位)
昨日
247位

レビュー

この作品にはまだレビューは書かれていません

この小説のURLを

~ アイコンの説明 ~

女性登場の有無
小説の視点
ピックアップ回数
しおりの数
拍手の数

メインメニュー

トップへ