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幽谷澪埼(ねこら) の日記

腹痛と掃除と珈琲
土曜の朝。日が昇りきったところで李楸に叩き起される。
ちびちびと朝の珈琲を飲んでいると騒々しくバカが一人やってくる。

「つーばき! おそよー!」
「…うっせぇ、バカラスその羽根毟ンぞ」
「きゃー(笑)」
「「キモチワルッ」」
「ちょちょちょ(笑) 二人揃って同じ反応しないでよ〜」
「だって気持ち悪くてつい」
「だって違和感しかなくてつい」
「同じ反応どうもぉ〜…」

けらけらと笑うのは昔からの馴染みである鴉天狗の狂須崎だ。
同じ反応を示す俺と李楸にちょっとしゅんとしていたかと思えば華椿が持ってきた朝餉に目をキラキラと輝かせている。

──こいつの表情筋はどうなってんだ。

ちびちびと珈琲を飲みながら毎回そう思う。
狂須崎は百面相だ。対して椿は笑いはするが狂須崎ほど表情がころころ変わることは無い。

2019-05-25 09:44:48

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