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はれ° の日記

☆七夕ですね!!:;(∩´﹏`∩);:


更新と同時に日記に載せれたらなと思ったんですが、更新が今日中に間に合いそうになかったので、とりあえずせっかく書いたし置いておこうかなと…_(:3 」∠)_

ふざけるな。の2人の七夕っぽいお話です。


☆☆


七夕ということで、夜になってから近所の神社で行われていた小さな規模の七夕祭りにやってきていた。

神社自体小さいので、屋台も両手で数える程で、賽銭箱の近くに大きな笹が立てられているぐらいだ。

とはいえ、人の出入りはまあまあ多いようだ。

「よし、書くか」

朝陽が意気込んで緑の短冊を手に取って低い机の前にしゃがみこんだ。

「朝陽昨日も別のところで書いてなかった?」

「昨日だけじゃないぜ、俺はあらゆる所で見つけるたびに書いてる」

昨日は出かけた先のスーパーで小さな子供に紛れながら書いていた。
その時横からみたのは、[家族が健康で幸せでいれますように]っていうありきたりだけど朝陽らしいものだった。

「優人も書けよ。ほら」

「え、ああ、うん。そうだな」

今年はまだ1枚も書いていない。というか何枚も書くものじゃないと思うし。

朝陽が真剣な顔でしたためているのを横目に自分の短冊に向き合った。
願いなら次々と出てくるが、ただ一つだけ。

「なんて書いた?」

「秘密」

「何でだよ。優人は俺の見たくせに」

「そうだな。世界平和って書いてたな」

真剣な顔して書いてたからもしかしたら自分のこと書いてくれてるんじゃ、なんて思ったのが少し恥ずかしい。
そして自分が書いたことも少し気恥ずかしくて伝えられなくなってしまった。

帰路について、晴れて良く見える星を眺めながら短冊に書いたことが頭の中をよぎった。

[朝陽が幸せでいてくれますように。そばで]

出来心で、見えないくらい小さな文字でそばでと付け足した。朝陽の幸せだけを願えたなら良かったのに、朝陽のそばにいると俺はどうも欲が出てしまう。


「優人」

「ん?」

隣から呼びかけられて顔を向けると、手を差し出されていた。その意味は最近ではすぐに理解出来るようになった。

周りに人が居なさそうだったら、朝陽はこうやって隙を見て手を差し出してくれる。
それが嬉しくて、俺はすぐにその手をとって握り返してしまうのだ。



☆☆


手を握る強さが、自分と同じくらいなのが嬉しかった。

短冊には、世界平和と書いた。スーパーではみんなが健康にとか、ほかの場所でもそれと同じようなことを書いた。

そんな表向きの願いと、自分だけのものにしたい願いは全て裏に込めてあまり見られないようにしておいた。
短冊に書いて叶うものなら、何枚だって書きたいなとつい欲張った。

隣にいる優人を見上げると、やっぱりこっちに目をくれていて、幸せでくすっと笑いがこぼれた。
こんなに綺麗な天の川が見えるのだ。彦星と織姫は無事再会を果たせただろう。

また1年も、離れ離れだなんて、可哀想な話だ。
俺はもう二度と、この手を離したりはしない。短冊には、願いと誓いを込めた。


[ずっと優人の隣にいれますように]


2018-07-07 22:57:40

日記へのコメント


  • →Adgj1234さん

    暖かいコメントありがとうございます!!
    最近は大雨続きで七夕も天気が悪い所が多なったみたいですね…😭
    直接言葉にしなくても2人にはお互いの事を尊重し大切に思いあっていてほしいですね…!

    優人はことあるごとにくよくよしてしまうと思いますが、朝陽に尻を叩かれながらそれでもやっぱり一緒にいたい!て思いとどまってくれたらな…と😌
    そうやってわちゃわちゃしながら2人は年を重ねてくと思います笑
    はれ° 2018-07-08 23:51:33
  • 昨日は、七夕なのにあいにくの天気でした。泣
    ふざけるな。のSSありがとうございます!
    朝陽と優人は、本当にお互いを大切に想い合っているんですね。
    ずっとずっと幸せでいて下さい。
    でも、また優人が壁にぶち当たってクヨクヨしないか心配です。
    Adgj1234 2018-07-08 13:16:39

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