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10→17

感想、批評をお願いします。

叶こうえ 2019-10-01 07:03:08
  • 1.
    叶こうえ様、イベント主催ありがとうございました。
    十河冬青様もお疲れ様でした。

    みなさまのご意見を伺う前に、まず自分で客観的に批評してみたいと思います。

    ***

    この作品には問題点がいくつかあり、

    ●第一に、「味がない」ということ。
    取り立ててドキドキする箇所も、ハラハラする箇所もなく、甘いわけでも辛いわけでもなく、ただ日常の風景を綴っただけの作品であり、読み終えた印象が非常に薄いものと思われます。
    なんのドラマも起こらないために、「ふうん」という以上の感想が湧いてきにくいのです。
    3000字程度の短編で書くなら、切ないなら切ない、甘いなら甘いに振り切るか、あるいはその要素をもっと強く感じられるよう書くべきでしょう。

    ●第二に、前半と後半が無関係に見えること。
    前半と後半の繋がりが「塀の上でアイスを食べる少年たち」と「主人公が大人になったと感じる」という2点のみで、どちらも特に関連させなければならないほどのものではありません。
    そのため、後半のみで「子どもの頃と比べて大人になったことを感じている」ことを書くか、あるいは前半のみで「いつか大人になるのだろうか、という、少年の淡い失恋」を書くか、どちらかにした方がはるかに完成された作品になっていたでしょう。

    ●第三に、これをBLで書く意味。
    前半部分の「小学生時分の初恋」にせよ、後半の「友人以上恋人未満」にせよ、なぜあえて「BLで」書いたのかと思うようなテーマです。
    特に「男同士だから」というこだわりや、必然性のようなものは感じられません。
    主人公が女性で、年上のお兄さんに初恋をし、高校生になって友達以上恋人未満の相手がいる、という展開であった場合を考えても、そこに差異を見出せません。

    以上の問題点を踏まえて、
    この作品には「男子高校生が自然に書けている」以外に評価すべき点はないと言わざるを得ません。

    ***

    と、いう感じです。
    ご意見をお待ちしております。よろしくお願い致します。
    かがちはかおる 2019-10-01 22:42:15
  • 2.
     ずいぶん冷静にご自分の作品を分析しているなあ、といった印象です。
    ●第一に、「味がない」ということ。
     これに関して重点的に、このレスで書いていきます。
    >>日常の風景を綴っただけの作品であり
     御作を読んで、まず思ったのは「いくえみ綾っぽいな」ということでした。なんとなく良い、雰囲気小説というか。
     BL漫画でいうと、市川けいさんのキスまでいかない短編といったところでしょうか。
     私は日常の、これといって事件が起きない話にも、ニーズはあると思っています。安西リカ先生の作品なんかがそれにあたると思うし、売れてるから何冊も本が出ているんだと思います。ジェットコースター級の起承転結がなくても、面白いと思える話はたくさんありますので。
     そういう考えを踏まえて、かがちはさんの作品はどうなのかと思うと。
     ストーリー性で読者の情動を呼び起こす狙いがないのなら、他で工夫するしかないと思います。魅力のあるキャラとか、面白い会話とか、目を引く描写、可愛いと思ってしまうキャラの仕草など。
     私は断然、湊との会話、やりとりが良かったなと思います。初恋パートを書くんだったら、もっと尺を短くして、湊とのこと、エピソードを一つ二つ増やしてほしかったなあと。湊パートの方がBLらしさがありましたし。
     あと良いなと思ったのは、文章が、男子高校生の一人語りに合っていたことです。漢字の開き方、言葉の選び方が上手です。
     そして、最後のページのまとめかたも手練れだなと。高校生の若さ、爽やかさ、新鮮さが感じられて、読後感が良いです。これから先、湊とゆっくり恋人になっていくんだろうな、という予感がします。
     こういうふわっとした雰囲気の文体、内容は、読んでいてストレスがありませんし、心地いいです。
     キスぐらいまで書いてほしかったな、というのが本音だったりします。
     
     ということで、御作に「味がない」ということはないと思います。

     続きは次のレスにて。今日は眠りのでここまでにします。すみません……
    叶こうえ 2019-10-02 23:49:44
  • 3.
     遅くなりましたが続きです。

     全体に流れるほんわかとした空気は私好みなのですが、これといって山場がないことが気になりました。
     弥生が湊を好きで、湊も弥生のことが好き。両想いだってわかってて、でもまだ告白し合っていない状態で終わる。
     変にのんびり構えている感じがして、読み手としては、ここで終わるのかって気にもなるし、少しは波風が立って欲しいなとも感じるところです。
     主人公の喜怒哀楽の波が少ないところも気になります。
     いや、「そのうち付き合うだろうな」で終わるのが嫌ってわけでもないのですが。二人の両想いに至る経緯が省かれているから、物足りなさを感じるのだと思います。お互い「恋愛の好き」になるっていうのは相当だと思うので。弥生は初恋が男だってこともあるのでゲイ(男しか恋愛対象じゃない)なのかと思うし、すんなり湊を好きになるのは分かるとしても湊はどうなのか。ここも気になるところです。ふつうは同性を好きになったら葛藤もしますが、弥生にそれはないように感じました。
     別に「俺たち男同士だし」っていうシリアス王道が読みたいわけでもないんですけど、まったくないってなると。多少戸惑いはあってもいいかなと思います。
     私は「BL」と「JUNE」は全く別だし、ニーズがあるのは前者だと思っています。
     この内容は、
    >>●第三に、これをBLで書く意味。
     このテーマと関わってくるんですけれども。
     御作の弥生を女の子にしてみて、本文を読んでみて、確かに違和感はないのかも……と思ってしまいました。
     男同士にする意味。意味づけをきちっとするのは難しい。実際、商業誌で漫画でも小説でも、「これNLでも良いんじゃないの」って感じる話はあります。
     話はそれますが、安西リカさんの小説はほとんどゲイ×ゲイカップルだったりするんですけど、男同士で悩む<ほかの事で悩む、って内容ですね。それでも面白いんですけど。面白いから読みますが、まあ、ゲイ同士だと話がスムーズになりすぎるような気がします。くっつくまでの障害が少ないというか。読み手がハラハラしたり切なくなったりすることがない代わりに(これは良い意味です)、感動も少ないというか。
     ゲイ同士の話よりも、二人ともノーマル、もしくはどちらかがノーマルのほうが、結果的に読み応えがあったりします。(これはあくまで、個人的な見解です)つづきます。
    叶こうえ 2019-10-06 00:15:32
  • 4.
    ●第二に、前半と後半が無関係に見えること。

     無関係といえば無関係ですね。
     初恋エピはなくても成立する話かなと思います。
     初恋の相手が男ってぐらいの意味しかな見いだせないし、次の恋も男で、弥生はゲイなんだなあと感じたぐらいです。
     初恋エピを削れってわけでもないのですが、初恋のお兄さんに彼女がいたと知ってもっとガッカリするとか、落ち込むとかすれば、湊の自分への好意を感じて「今度は両想いだ」って嬉しさもひとしおで、初恋エピが生かされるんじゃないでしょうか。
     初恋エピのところで、思いっきり沈んだり、男に対する恋愛感情に悩む描写があれば、湊との微笑ましいやり取りに「良かったね」とより思える気がします。

     ということで、ちょっと、どの要素も中途半端な印象は受けました。あと、尺が短いせいだと思いますが、説明で話が進むので物足りないです。
     男子高校生は、たしかにリアリティがあってうまく描けていたと思います。
     んーやっぱりキスぐらいまでは書いてほしかったです。

     文章や、その他設定など細かい点は、また今度に。
     
     
     
    叶こうえ 2019-10-06 00:53:15
  • 5.
    こんばんは十河です。
    今回読ませていただいて感じたことを書かせていただきます。

    ・全体的にプロットかメモ書きのような印象

    読後感はおっしゃる通り色々薄い印象でした。
    何と読んだらいいかわからないタイトルもそうですし、ぶつぶつと細切れになっていて単なる覚え書きみたいな印象です。
    キャラクターの奥深くにグッと踏み込んだ描写もないのでほとんど小説という感じがしませんでした。

    ・前半と後半の繋がり

    単に同じようなシチュエーションで揃えてみたというだけで、それ以上の特別な繋がりは感じられませんでした。極端に言うと別々の話を二つ並べただけとも言えます。

    ・「BLで書く意味」

    男同士で書くこと対する必要性に関してですが、私はこの作品に限らず世にある大抵のBLについて「どうしてもBLでなければならない」という必要性を感じません。男同士にしないといけない理由が存在する作品の方が稀だと思っています。なのでこの件に関してはあまり気にする必要はないのではないかと思います。

    ・その他

    「上から三番めくらい」という記述について。

    学区制が前提のようですが、今は学区のない都道府県も多いです。私の住む県も学区は廃止されていますが、旧学区で考えても上から3番目は偏差値70前後で全然アホじゃありません。かがちはさんのイメージする高校がどういうものなのか、上から3番目くらいというだけでは掴めません。
    そして作品中では基本的にアラビア数字を使用しているのにこの近辺はなぜか漢数字になっていて若干違和感を感じました。

    私の感想は以上です。
    2019-10-08 22:41:10
  • 6.
    おふたかたともありがとうございました。
    なるほどと思える部分もあり、また、それはちょっとどうかなと思う部分もありました。
    まずもって大きな反省点としては、この作品はここに出すようなレベルのものではなかったなということです。
    合評することは最初からわかっていたので、もっと練ったものを出すべきでした。
    この点に関しましては大変申し訳なかったと思います。すみませんでした。

    総評などまだあるかもしれませんが、書き込みとしてはこれで最後とさせていただきたいと思います。
    ありがとうございました。
    かがちはかおる 2019-10-19 00:56:20

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