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鏑木ナチ の日記

おまえに泣く資格はないと、せせら笑う者がいる
去る11日に、10年近く一緒に暮らしたウサギが逝ってしまい、その日を迎えたらどれだけ号泣するだろうか、との予想に反して未だに涙が一滴もこぼれないままでいる。

溺愛しているとうそぶいていたくせに、彼女の死期が迫っていることにさえ気づかなかった馬鹿野郎な飼い主。

涙腺がゆるみかけるたびに自身を糾弾する声が頭蓋でこだまし、瞳が乾くことの繰り返し。
彼女を悼む涙が自然とあふれる日は訪れるのか。
年齢を重ねるにつれて感性が鈍磨するのか、今は自分の冷血さに呆れるばかり。


2021-08-21 17:56:43

日記へのコメント

  • 水無月さま、はじめまして。
    秋月さま、こんにちは。

    おふたりまとめての返信で失礼します。
    温かいメッセージの数々、心に染み入りました。
    最初に飼ったシマリスが急死したさいに泣き暮らしたことを思うと、今回は我ながらあっさりしていて。
    自分をぼんくら呼ばわりする気持ちは当分、薄れないでしょうが、徐々に折り合いがついていくのでしょうね。
    今はウサギが部屋のあちこちに残した痕跡を愛でています。
    畳を掘った痕とか、ふすまをかじった痕だとか、チーをしてしまった痕だとか。

    いつか、この喪失感も何らかの形で作品に昇華していけたら、と思います。
    お気遣いいただいて、ありがとうございましたm(__)m
    鏑木ナチ 2021-08-22 15:41:24
  • ウサギちゃんが⁈ お悔やみ申し上げます…。鏑木さんはあまりに突然な死にまだ感情が付いて行っていない状況なのだと思います。泣けないから冷血なんて事はありません。今までに鏑木さんの書かれていた日記やメッセージでのウサギちゃんの様子は鏑木さんの愛情の溢れた目線でしか書けないものでした。動物は弱っているのを人に見せないモノです。以前に飼っていた大型インコもそうでした。後悔ばかりの臨終でした。きっとウサギちゃんも鏑木さんに最後まで「元気で可愛い自分」を見ていて欲しかったのでしょう。どうぞあまりご自分を責めないで下さい。今は後悔で一杯でしょうけれど落ち着いたら一緒に過ごしてくれた愛し子に感謝を送りましょう
    秋月 楓 2021-08-21 23:23:23
  • 1次サイトではお初にお目にかかります、水無月と申します。

    愛兎の死去、心よりお悔やみ申し上げます。

    私は常々、愛する者との突然の別れに対し素直に泣ける人は羨ましいと思っております。これまで多くの家族やペット、知り合いの死に立ち会いました。その度に、泣ける人と泣けない人がいる事を感じています。死去した人の死を既に察知していて覚悟を決めていた場合もありますが、現状を受け入れられずまだ愛する者の死を受け入れられない為に泣けない、他の悲しむ人々を支える為に泣けない、哀しみが強すぎて逆に泣けないなど理由は様々です。

    泣けないから冷血なんて事はありませんので、ご自分を攻めないで下さい。
    水無月 2021-08-21 19:17:52

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